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(#215-03/01/04)

第215回
2004年度のH-1B発給数上限枠に達する


 Q 2004年度のH-1Bビザ発給の上限に達したと聞きました。私の申請も間に合わなかったようです。申請書類や申請料はどうなるのでしょうか?

 A H-1Bビザ発給の会計年度は毎年10月1日よりスタートし翌年の9月30日で終了することになっていますが、去る2月17日、米国移民局(USCIS)は、2004年度のH-1Bビザの発行数がすでに定員(6万5000)に達したことを発表しました。

 2000年の10月17日にクリントン前大統領がH-1B発給上限数を2001年度、2002年度、そして2003年度までは、19万5000まで増枠する法案に調印したために、昨年までの3年間は発給数が上限に達することはありませんでした。しかし、法案の期限が切れる2004年度より、自動的に6万5000に上限枠が戻ったため、このような事態になりました。

 従って、移民局では2月17日までに受け取ったH-1Bのケースに関しては、受理していく予定ですが、同日で申請の受付を締め切ったため、2月18日以降、新たな申請は受け付けていません。また、同日以降に受け取った申請に関しては、申請料とともに返却されることになっています。

 Q 2004年度枠のH-1Bビザを申請しましたが、2月18日付けで到着したため、返ってきてしまいました。次の申請はいつからできますか?

 A 返却された申請は2005年度枠で再申請することが可能です。2005年度枠の申請の受付は2004年の4月1日より開始されます。ビザの発給および就業は10月1日以降となりますが、このペースで行くと、2005年度の発給数も、この10月1日を前に上限に達してしまうおそれがあります。ですので、今年の4月1日以降、できるだけ早く2005年度枠の申請を行った方がよいでしょう。

 Q そろそろH-1Bの延長を申請しようと思うのですが、2004年度のH-1Bはもう発給されないと聞きました。2004年中の延長はもうできないのでしょうか?

 A このH-1Bの上限枠は、初めて申請するケースについてのみ当てはまります。移民局では引き続き、以下のケースについては申請を受理しています。

  1. 米国内で就労するH-1B保持者のビザ期間の延長
  2. H-1B保持者が雇用主を変更する場合
  3. 既にH-1Bで働いている者が雇用形態を変更したい場合
  4. H-1B保持者が2つ目のH-1Bビザを取得したい場合

 従って、現在H-1Bを保持している人には、この上限枠によって影響を受けることはないことになります。

 その他の例外として、移民局では以下の雇用主からH-1Bビザをサポートしてもらう場合については、6万5000の上限枠に関わらず発給は行われることになっています。

a大学以上の高等教育機関、および大学に関連する非営利団体
bリサーチを主とする非営利団体
c政府関連のリサーチ団体


 Q これからH-1Bを申請しようとしていたのですが、発給数がいっぱいになったみたいです。この5月でF-1も切れてしまいます。2005年度のH-1Bが発給されるまで、アメリカ国内に滞在できますか?

 A F-1(プラクティカルトレーニングも含む)の有効期限が切れた後は、猶予期間として2カ月までアメリカに滞在できますが、残念ながらその後の滞在は不法となります。また、プラクティカルトレーニングの失効後の就労は違法となります。

 プラクティカルトレーニングの残りが少ない人、特にプラクティカルトレーニングの後に続く2カ月間の猶予期間を入れても10月1日前に終了してしまう人は特に早急に移民法弁護士に相談するべきです。F-1ステータスを保持するためにもう1度学校に戻るか、または1度日本に帰国し、別の非移民ビザに変更することを考慮した方がよいでしょう。

 上限枠が増やされる以前も、今年のようにH-1Bの発給が4月や5月など早い時期に、上限枠に達してしまいました。しかし今年はそれを上回る2月です。  このようにH-1B上限枠に達するスピードが年々速くなっているため、申請はタイミングが重要になるとともに、計画的に行う必要があります。現在プラクティカルトレーニング中のF-1ビザの学生、また卒業を控えプラクティカルトレーニングで働こうと考えている学生は、ビザスポンサーが見つかる前からでも、早急に移民法専門弁護士に相談をすることをお勧めします。

 また、H-1Bビザをスポンサーする雇用主も、早い時期から移民法弁護士に相談した方が賢明でしょう。

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