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FAQ / LIGHTHOUSE ARTICLES:

(#212-01/16/04)

第212回
入国審査時に外国人の情報を記録US-VISITプログラムがスタート


Q 2004年からアメリカに入国する際に、US-VISITプログラムが導入されたと聞きました。どのようなプログラムですか?また、どうしてそのプログラムが施行されたのですか?

A 1月5日より始められたUS-VISIT(United States Visitor and Immigrant Status Indicator Technology)プログラムは、国土安全保障省が国家の安全を図るために、主要空港115カ所や14の港などで、入国審査の際にアメリカに入国する外国人の指紋や顔写真などの生体情報を記録するシステムです。現在のところ、国境など陸路による外国人の出入国審査には適用されていません。

 このプログラムの対象者は、1月5日以降、学生ビザやH-1Bビザ、観光ビザなど、非移民ビザを取得して入国する14歳以上79歳以下の外国人です。ビザウェイバー(ビザ免除プログラム)を使って入国する外国人やアメリカ永住者はこの対象ではありません。

 このプログラムを行うことにより、国土安全保障省は来訪者の合法的なアメリカ滞在と国際貿易を促進し、移民管理システムやアメリカ来訪者の個人情報を守ることが期待されています。そして最終的にはアメリカ市民や永住者、その外国人の安全を守ることが目的であると、国土安全保障省は発表しています。

 アメリカに出入国する外国人の指紋や顔写真などの生体情報を多く集めることで、出入国管理システムが総合的かつ自動的に行えるようになるだけでなく、外国人の身元を特定したり、滞在が合法的かを調べるのも容易になります。

不審人物だけでなく 不法滞在者も摘発

 2001年9月11日に起こったテロ事件をきっかけに、アメリカ国内では入国する外国人の身元を確定したり、オーバーステイや不法滞在をした外国人、アメリカ入国を許可できない外国人を摘発できる移民管理システムを作る必要性が高まっていました。それとは逆に、外国人がアメリカで合法的に滞在し、自由にビジネスをしたり、観光をしたり、勉強をしたり、国際交流をすることで生まれる利益を促進する目的も、このUS-VISITプログラムの導入によって期待されています。

Q US-VISITプログラム施行後に非 移民ビザ保持者がアメリカを出入国する際、これまでの出入国審査とどんな違いがありますか?

A 入国の手続き自体は、これまで行 われてきた行程とほとんど変わりません。ただし、非移民ビザを保持する外国人は、入国審査の際、フィンガースキャナーと呼ばれるインクなしの指紋の採取や顔写真の撮影を要求されます。これにかかる時間は約15秒とされています。出国審査については、現在は試験段階で、2004年中にいくつかの出国審査の方法が実験的に実施されることになっており、最も効率的な方法が最終的に採用されることになっています。

入国審査の手続き
●入国審査カウンターでは、インクを使わないデジタルスキャナーで指紋を採取します。ビザを保持する外国人は入国審査の際、左手の人差し指をスキャナーに置き、次に右の人差し指を置きます。スキャナーは自動的に両手人差し指の指紋を読みとります。
●入国審査官はビザやパスポートなどの渡航書類を検査し、滞在中の動向や滞在期間について、質問をします。
●備え付けのデジタルカメラで顔写真を撮ります。
出国時について
●US-VISITプログラムの出国手続きについては、去る1月5日より、試験的にボルチモア-ワシントン国際空港とマイアミ港でセルフサービスの端末機を設置して行われています。非移民ビザを保持する出国者は、自分でパスポートやビザなどの渡航書類を端末でスキャンし、両手の人差し指の指紋を専用のデジタルスキャナーで採取します。近くに係員がいるので、やり方がわからない時は、尋ねるようにしましょう。
●この出国審査の確認ができる端末が設置された空港や港を使ってビザ保持者が出国する際は、必ずこのセルフサービスの出国手続きを自分で行う必要があります。これを行うことで、出国したことが渡航記録に残り、この記録は将来アメリカに入国する際に必要となってきます。

US-VISITプログラムが 適用される米西海岸の主要空港(一部)
ハワイ州
ホノルル空港
コナ空港
カリフォルニア州
ロサンゼルス空港(LAX)
オークランド空港
サンディエゴ空港
サンフランシスコ空港
ネバダ州
ラスベガス空港
ワシントン州
タコマ空港

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